3.1 インストールする前に…

警告！
MacOS X WorkShop のインストール環境は、 素の MacOS X に下記のパッケージを インストールした状況を想定しています。 Fink との共存は可能かもしれませんがプロジェクトとしては考慮していません。 インストール直後は path の設定から /sw が外されるので、 Fink はそのままでは使えなくなるでしょう。 また、他の方々が配布されている CarbonEmacs, teTeX 等がインストールされ ている場合、予期しない結果になる可能性があります。

MacOS X WorkShop は MacOS X 上で emacs などの UNIX ツールを利用する為の環境を構築するものです。
従って、MacOS X の標準インストール環境に加えて
以下を MacOS X インストールディスクから予めインストールしておく 必要があります。

尚、現時点では MacOS X 10.3 (Panther) のみに対応 しています。

• X11 (Panther install Disk3)
  kterm, gv, gnuplot, xgraph, yaplot.... 等の X ソフトを 利用するのに必要です。
  /usr/X11R6/bin/Xquartz がインストールされていれば 大丈夫です。

• Xcode ここ から最新版を入手してください。
  Apple が提供している開発環境です。 インストールする時に X11 開発環境を必ず選択してください。

また、必須ではありませんが、
環境に依っては以下をインストールしておく必要があります。

• AdditionalFonts.pkg (Panther install Disk3)
  CarbonEmacs で利用する等幅 ascii font である Ayuthaya.ttf を インストールする為です。
  2004年10月9日現在で Ayuthaya.ttf は必須ではなくなりました。
  但し、emacs で 10, 12, 14 point 以外のフォント を利用する場合は Ayuthaya.ttf が必要です。 /Library/Fonts/Ayuthaya.ttf がインストールされていれば 大丈夫です。